問題

(出典:日本技術士会のホームページ 過去問題(第一次試験) 基礎科目 令和4年度)
コーチング対話解答
マナブ先生今回はDNAの塩基組成と相補鎖の関係を問う問題ですね。



一方の鎖の一部の塩基の割合が与えられていることから
わかることを推察するのですね。



その場合に重要なことは何でしょう?



2組の塩基鎖では、
アデニン(A)とチミン(T)、
グアニン(G)とシトシン(C)
が組になるということと
1本の鎖の中では、4種類の塩基の割合の合計が
100%になるということですね。





そうですね。
それでは問題を解いていってください。



GとAの割合が与えられている側の
残りの塩基であるTとCは合わせると、
GとA以外になるので、60%ですね。
すると、➀の「CとTの和が40%」は誤っています。



そうです。
では②の選択肢はどうですか?



Gは25%ですが、
Cの割合は分かっていないので、
それらの合計も不明です。
よって、②の「GとCの和が90%」という記述は誤っています。





③以降は相補鎖に関する記述ですが、
これらについてはどうでしょうか?



相補鎖側のTに対応するのは元の鎖のAですので、
割合は25%ではなく、15%になります。
よって、③の「Tが25%」という記述は誤っています。
また④の相補鎖のCとTに対応するのは
元の鎖のGとAになり、
それらの和は25+15=40%ですので、
「50%」という記述も誤りです。



その通りです。
それでは最後の⑤はどうでしょうか?



相補鎖ではCとTの和が40%ですので、
残りのGとAの和は60%になります。
よって、⑤の記述は適切です。⑤が答えです。



正解です。
A - T
G - C
という組をしっかりと覚えておかないといけませんね。



私は、GとCは文字の形が似ているので、
組になっていると覚えました。



語呂でもいいので
何かしら覚えるようにしておかないといけないですね。
今回の問題では出てきていませんが、
これら塩基の間は水素結合によって結び付けられていて、
AとTの間に形成される水素結合の数は2本、
GとCの間に形成される水素結合の数は3本
ということも覚えておきましょう。

