はじめに
ビートルズの代表的な曲の一つである『Yesterday』で”seem”、”look”、”believe in”、”used to”、”wouldn’t”、”wrong”、”such”が用いられている歌詞の意味や、ビジネス英語での使用方法についてコーチングスタイルで学びます。
今回は、全体の復習をします。
登場人物

アキラさん
電子機器メーカに勤めている電気系技術者。
英語は昔から苦手でしたが、今度海外の関連会社のエンジニアと一緒に新規製品を開発することになり、英語にどのように慣れ親しもうかと思っています。
技術士の資格を持っており、技術士会の講演会で知り合ったマナブ先生がビートルズ好きだと聞き、話をしていたところ、ビートルズの英語でビジネス英語にも応用できるフレーズがあることを知り、興味を持ちました。
マナブ先生
精密機械メーカでマーケティング課長や開発部長や品質保証センター長を経験し、現在は技術士事務所でコンサルタントを行っています。
海外での仕事も多く、TOEIC最高点は930点。
テクノロジー・コーチングのブログで技術士試験などの情報発信も行っています。

Music Videoと歌詞
出典:The Beatles 『Yesterday』
Written by Lennon-McCartney
1965年8月
Music Video:Yesterday | The Beatles
歌詞については以下を参照してください。
thebeatles.com yesterday
コーチング会話
マナブ先生『Yesterday』を音楽としてみた時に
特徴的なものは何だと思いますか?



ポールのギターと弦楽四重奏だけで、
エレキギターやドラムが入っていなくて、
他の3人の出番がないんですよね。



そうですね。
リンゴは「この曲にドラムを合わせるのは難しい」と言って、
ジョンとジョージも「もう一本ギターを追加するのも無意味だと思う」と言って、
ポールの弾き語りになったのですよ。
他のメンバーは「僕らが何かを足す必要は無さそうだ」と
言っていたようです。
テイク1ではポールのアコースティックギターの伴奏だけでしたが、
その後に弦楽四重奏が加わったんですよ。



当時のロックとしては弦楽奏と併せるということはやられていませんでしたから、これは衝撃的だったんでしょうね。
弦楽器が曲の中にうまく組み込まれていますからね。
チェロやバイオリンの音色がポールの歌に合わせて感情を表していますよね。





今では名曲中の名曲と言われるほどの曲になっていますが、
最初は違っていたみたいですね。
『Yesterday』はアルバム『Help!』のB面6曲目に収録されましたが、
発売当時、バンドのイメージに合わないという観点から、
イギリスではシングルカットを拒否されていたんですね。
一方アメリカでは、新曲扱いのシングル盤として発売されました。
日本では、アメリカではB面に入っていた
『Act Naturally』がA面になり、
そのB面に『Yesterday』が収録され発売されました。



イギリスではシングルカットされなかっただとか、
日本ではB面だったということで
あまり売れるとは思われていなかったんですかね。



新しいことをやると、
初めは理解が得られないものですが、
当時すでにトップミュージシャンになっていたビートルズでもそうだったということなんですね。
『Yesterday』の【ビジネス英語例文】のまとめ
- seem~:「~のようだ」、「(頭や感覚で)そう見える」、「どうも~らしい」
・It seems difficult to meet the deadline.
(期限に間に合わせるのは難しそうです)
・The issue seems to be related to the software update.
(その問題はソフトウェア更新に関連しているようです)
・The customer seems satisfied with the proposal.
(顧客は提案に満足しているようです) - look~: 「(目で見て)そう見える」
・The schedule looks tight.
(スケジュールが厳しそうです)
・The equipment looks damaged.
(装置が損傷しているように見えます)
・This design looks easier to maintain.
(この設計の方が保守しやすそうに見えます) - believe~:「~が本当だと思う」
・I believe the data is accurate.
(データは正確だと思います)
・I believe there is a misunderstanding.
(誤解があると思います)
・I believe this approach will reduce costs.
(この方法はコスト削減につながると考えています) - believe in ~:「~の存在・価値・可能性を信じる」
・I believe in this team.
(私はこのチームを信じています)
・We believe in open communication.
(私はオープンなコミュニケーションが重要だということを信じています)
・We believe in data-driven decision making.
(データに基づく意思決定を重視しています) - used to + 動詞原形:「昔は~だった」「以前は~していた」
・We used to manufacture this product in Japan.
(以前はこの製品を日本で製造していました)
・The system used to perform better.
(以前はシステム性能がもっと良かった)
・I used to work in quality assurance.
(以前は品質保証業務をしていました)
・We used to hold meetings face-to-face.
(以前は対面会議を行っていました) - wouldn’t~:「どうしても~しようとしなかった」
・The customer wouldn’t approve our proposal.
(お客様は私たちの提案を承認しようとしませんでした)
・He wouldn’t provide additional data.
(彼は追加データを出そうとしなかった)
・Our manager wouldn’t agree to the schedule change.
(上司は日程変更に同意しようとしなかった)
・The system wouldn’t start.
(システムはどうしても起動しなかった) - wrong :「間違った」「不適切な」
・Did I say something wrong?
(何か失礼なことを言いましたか?)
・Something is wrong with the system.
(システムに何か問題があります)
・The measurement result is wrong.
(測定結果が間違っています)
・We chose the wrong approach.
(間違ったアプローチを選んでしまいました) - such + a/an + 名詞:「とても」「こんなにも~な」
・This is such an important issue.
(これは非常に重要な問題です)
・We have never seen such a large failure.
(このような大規模障害は見たことがありません)
・Thank you for such a detailed explanation.
(こんなに詳細な説明をありがとうございます)
・She is such a reliable engineer.
(彼女は本当に信頼できる技術者です)

