(10)技術士資格取得のメリット

技術士取得のメリット
目次

はじめに

 技術士資格について学びを進める中で、ツトムさんは「この資格を取ることで、自分のキャリアにどんな広がりがあるのだろうか」と、少し先の未来を考え始めた。そこで改めて、マナブ先生に率直な疑問を投げかけてみることにした。

今日のテーマ

  • 技術士資格を取得することによるメリットは何ですか?
  • 技術士資格の公的活用とは?

コーチング対話

ツトムさん

技術士資格を取ることで、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか?

マナブ先生

ツトムさんは、資格を取ることで「どんな自分になれたらいい」と思っていますか?

ツトムさん

そうですね……
自分の技術に自信を持ちたいですし、
社外からも評価される存在になれたらいいなと思います。

マナブ先生

まさにそこが大きなポイントですね。
技術士資格は、第三者から
「一定レベル以上の技術力と倫理観を備えた技術者」
として認められる証です。
取得までの過程で、自分の技術や経験を整理することになりますが、
その作業自体が
「自分は何ができる技術者なのか」
を明確にしてくれます。
ツトムさんにとって、それはどんな意味を持ちそうですか?

技術士コーチング
ツトムさん

自分の強みがはっきりすれば、仕事への向き合い方も変わりそうですね。

マナブ先生

その通りです。
さらに、技術士第二次試験に合格した後に日本技術士会に入会することで、分野を超えた技術者とのつながりが生まれます。
様々な講習会なども受けることができます。
人脈や学びの場が広がることで、
「会社の中の技術者」という枠を越えて
考える機会も増えていきます。

ツトムさん

以前、司法支援技術士の話もありましたよね。

マナブ先生

覚えていますね。
司法支援技術士として登録をすると事故や訴訟に関わる場面で、
技術的な立場から社会に貢献する道もあります。

一つの企業の中の技術者というだけではなく、広い世界で活躍する場が与えられることになります。それを活用するのは自分次第ですけれどね。
技術士資格は「どう使うか」で価値が大きく変わりますが、
ツトムさんなら、どんな場面で活かしてみたいと思いますか?

ツトムさん

まだはっきりとはしていませんが、
会社の外でも役に立てる可能性があるのは魅力的ですね。
また、他の資格の一部試験の免除があると聞きましたが。

マナブ先生

そうですね。
技術士の第二次試験に合格した人は、
国家試験などの受験資格を得ることができますし、
中には一部の試験の免除が受けられるものもあります。
中央省庁でも総務省や厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省など技術士の活用をしているところもあり、
地方自治体でも技術士の活用をしているところがあります。

私もある県の技術アドバイザーとして登録をして、
中小企業からの問い合わせ対応や技術支援などに携わったこともあります。
すべての技術部門ではなく、ある特定の技術部門だったり、
実務経験がさらに必要だったり、
また技術士登録をしていなくても
第二次試験に合格した人がその特典を得られる場合もあります。

添付ファイル:技術士資格の公的活用

ツトムさん

技術士になって、さらに他の国家資格を取ることで
活動の範囲が広がるということですね。

マナブ先生

そうですね。
私の知り合いの中にも、技術士と弁理士の資格を取って、
会社を独立して〇〇特許技術士事務所などを設立して、活躍している人もいます。

ツトムさん

転職等にも役に立つのでしょうか?

マナブ先生

まず自分は何をやりたいかをということをしっかりと持つことが大切ですが、
その上で他の会社に転職する際には、
自分の技術力を証明するためにも技術士資格を持っていることは大きくプラスになります。

ツトムさん

今は、今の仕事がとてもやりがいがあるので転職などは考えていませんが、いずれはそのような時が来るかもしれませんし、
独立して自分の事務所を作るということもあるかもしれませんからね。
今すぐではないですが、将来の選択肢としては意識していきます。

その時には専門知識だけではなく
幅広い視野を持っている技術士資格を持っていることが役に立つのでしょうね。

マナブ先生

その視点はとても健全です。
技術士資格は、ツトムさんの技術力と視野の広さを示す“土台”になります。
将来どんな選択をするとしても、その土台があれば、
自分らしい道を選びやすくなるはずですよ。

ツトムさん

今の仕事を大切にしながら、将来に向けて準備していく。
その一つとして技術士資格がある、ということですね。

まとめ

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