(1-2)技術士第一次試験:適性科目概要

技術士第一次試験:適性科目概要
目次

今日のテーマ

  • 適性科目とは何ですか?
  • 適性科目はどんな視点で問題が作られているでしょうか?
  • その本質を踏まえて、どのような勉強をすればいいのでしょうか?

コーチング対話

ツトムさん

適性科目というのは
「技術士として適切な資質を持っているか」
を試験する科目ですよね。
でも、正直なところ、筆記試験でどうやってそれを測るのか、
少し分かりにくく感じていました。

マナブ先生

いいところに気が付きましたね。
技術士第一次試験実施大綱には
「技術士法第4章の規定の遵守に関する適性を問う問題」
と記載されています。
では視点を変えて考えてみましょう。
「技術士としての資質」は、どんな場面で問われると思いますか?

ツトムさん

やはり、法律を守ることや、社会に与える影響を考えた行動でしょうか。

技術士コーチング リフレッシュ
マナブ先生

まさにそこです。
適性科目は、技術士法第4章にある規定――いわゆる3義務2責務を、
実際の社会の中でどう判断し、行動できるかを確認しているのですね。

ツトムさん

以前教えていただいた技術士法の3義務2責務ですね。
確かに、条文をそのまま問う問題もあれば、
それらと社会の問題を組み合わせた問題になっているものもあるようですね。

ちょっと各問題の分類をどのようにしようかと迷ってしまいました。
最初は技術士法第4章のキーワードで分類しようと思いましたが、
技術士法の3義務2責務と社会問題を組み合わせている問題は、
社会問題の方のキーワードで分類してみました。

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マナブ先生

良い視点です。
社会問題との組み合わせの方は「総合技術監理 キーワード集」を参考にしたのですね。

ツトムさん

そうです。最初は「修習技術者ガイドブック」などからも
キーワードを選んでみたのですが、
総合技術監理 キーワード集」のほうがしっくりきました。

マナブ先生

自分で何が問われているのかを考え抜いて、
出題傾向をつかむというのはとても良いことです。
それでは具体的にどのような問題が出ていたか説明をしてもらえますか。

ツトムさん

最初は技術士法第4章の条文そのままの問題ですね。
あるいはその条文の内容と関係する技術者の行動に関する問題です。
そして各種学会や団体の倫理要綱や倫理規定、行動規範についての問題が出ています。

マナブ先生

倫理的な行動に関する問題は紛らわしい文章のものもあるので、
条文の内容をしっかりと理解しておくことが重要ですね。
他は社会問題との組み合わせですね。

ツトムさん

そうですね。
特に国内での法律や規定の改定、国際的な条約改定があったタイミングで、
それに関する問題が出ることが多いようです。
最新の情報に対して鋭くなっている必要がありますね。

マナブ先生

最先端の技術を進める中で、法律というのは気にすべき重要なものですからね。
一見素晴らしい技術であっても落とし穴があるかもしれませんので、
そのリスクを十分吟味したうえで取り組むべきですね。
法律改正以外で時事的な事項では何がありましたか。

ツトムさん

大きな災害や事故が発生すると
それに関する技術的な視点からの出題がされることがありますね。

技術士コーチング
マナブ先生

そうですね。
災害などは自然現象ではありますけれど、
その被害が大きくなる、あるいは防ぐことができなかったことの背景には
安全の優先順位の付け方や、不正などが隠れていることがありますので、
そうならないための考え方を確認するための問題が出ていますね。

ツトムさん

また、ハラスメントやダイバーシティに関する問題も出ていますね。

マナブ先生

それらも世の中で起きている事件などから出題されているのでしょう。
自分自身が優秀であるだけでなく、
周囲の人が力を発揮できる環境をつくれるか――
そこも適性科目が見ている大切なポイントですね。

まとめ

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